放課後俺たちは体育館の裏で鍛錬をした。
汗がでて筋肉が盛り上がり、血液は体内を力強く駆け巡り、アドレナリンは分泌しきっていた。
俺たちは中国拳法で十分強くなった。もう怖いものはなくなったのだ。
「あちゅーよーーう!」俺たちのおたけびは体育館の裏でこだましていた。
その時になぜかある光景が目に入った。
クラスで一番の美人の女の子が体育館の裏で一人で遊んでいたのだった。
俺はその時に友達にジャンケンに負けたら彼女に付き合ってくれということにしようぜ!と言った。俺は強くなったのでジャンケンにも負ける気がしなかった。
ジャンケンは俺が勝った。
友達は口をとがらせていたがしぶしぶ彼女に告りに行った。
漢と漢の約束は破ることが絶対に許されないのだ。
次回へと続く
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