体育館の裏での出来事。
俺の友達は、顔をまっかにして彼女に近づいて行った。
…しばらく遠くで俺は見ていた。あの美人があいつと交際するわけはないから余裕だった。
しばらくすると友達が走って帰ってきた。
彼女、いいよーと言ってくれたよ、と言っていた。顔はにこにこだった。
衝撃が走った。そんなに簡単に交際できるはずがないと思っていた。
俺は悔しかった。こんなことならジャンケンに勝たなければよかった。
友達は勝った。俺は負け犬になったのだ。
次回へと続く
ほろ苦い青春の想ひ出、中国拳法。
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