日曜日

中国拳法最終回

カンフーシューズが沈みだしてしばらくすると後ろから女性の声が聞こえた。


「あなたたちのお話は聞かせていただいたわ。」

びっくりして俺たちが後ろを振り向くと、ビキニの若いおねえさんが立っていた。

おねえさんはスタイルが抜群で右のおっぱいがボインで、左のおっぱいもボインで、両方でボインボインだった。
おまたのあたりはモリンモリンで、俺たちはモッコリンだった。

太陽を背中に受けておねえさんは、迷うことなく海に走り出し飛びこんだ。

泳ぎだすと俺たちが投げたカンフーシューズのあたりで潜り、浮き上がったときには、4つのカンフーシューズ、つまり2足を両手に持って上がってきた。

海からあがってきたおねえさんは、
「お礼にはおよばないわ、宝物は大切にするのよ。」そう言って北島康介のように頭を振って耳から水をだした。


俺たちは本当にびっくりしたがお礼を言った。
しばらくおねえさんと話をした。そしておねえさんは海の家でカキ氷をおごってくれた。俺はイチゴ味を頼んだ。


パーフェクトな夏だった。青春の夏だ。2度とこんなパーフェクトな青春の夏は来ないだろう…・フォーエバー。

俺たちは、漢にはなりそびれた。

しかし、この夏俺達は大きく成長した。



そう俺達の中国拳法の夏だった。


劇終



プロカメラマン撮影の無料写真素材・フリー画像素材のリンクスタイル

0 件のコメント: